日本は地震の多い国です。いつどこで大きな揺れが来てもおかしくありません。
そんな中、これから建てるマイホームには「地震に強い家であること」が求められます。
そこで知っておきたいのが【耐震等級】。
今回は、住宅を検討中の方に向けて、耐震等級とは何か、どのように選べばいいのかを分かりやすくご紹介します。
■ 耐震等級ってなに？
耐震等級とは、建物がどれくらい地震に強いかを示す「わかりやすい指標」のことです。
この等級は、【1〜3】の3段階に分かれています。
等級3は、家族の命を守るための最高レベルの安心といえます。
■ 等級が高いと、家は壊れない？
「等級3なら絶対に壊れないの？」
そんな疑問を持たれる方も多いのですが、“無傷”を保証するものではありません。
耐震等級は「命を守るための時間を確保する」性能を示すもの。
つまり、家が崩れずに倒壊を防ぎ、安全に避難できる状態を目指すものです。
もちろん、等級が高いほど家の損傷は少なくなり、住み続けられる可能性も高くなります。
サンハウジング東北産業では耐震+αの安心として、地震の揺れから大切な家を守る制震ダンパー『ミューダム®』をおすすめしています。
■ どの耐震等級を選べばいいの？
基本的に新築住宅では耐震等級1以上が義務とされていますが、
地震が多い地域や「長く住む家」を考えるなら、等級2や3を検討するのがいいでしょう。
特に以下のような方は、等級3を選ぶケースが多いです：
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小さなお子さまや高齢のご家族がいる
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地震後も住み続けたい
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将来の資産価値を高めたい
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地震保険料をおさえたい（等級が高いと割引がある場合も）
耐震等級２や３にするためには、より多くの耐力壁や補強金物が必要となり、建築費用が高くなります。ご予算内で、耐震性能についてどこまでこだわるかはぜひご相談ください。
■ 家族の安心のために、「見えない性能」にも注目を
間取りやデザインも大切ですが、見た目ではわからない安心性能こそ、暮らしの土台になります。
耐震等級は、その家の「地震への備え」がどれだけしっかりしているかを表す大切な基準です。
家族の未来を守るために、ぜひ「耐震等級」にも注目してみてくださいね。
