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高性能住宅ってなにがスゴイ?断熱・気密・省エネを徹底解説!

公開日:2025/01/25(土) 更新日:2025/06/25(水) コラム

高性能住宅ってなにがスゴイ?

― 断熱・気密・省エネを徹底解説 ―

「高性能住宅」という言葉を聞いたことはありますか?
最近の家づくりでは、デザインだけでなく“性能”も重視されるようになっています。今回は、その中でも重要な「断熱」「気密」「省エネ」の3つのポイントに注目し、なぜ高性能住宅が選ばれているのかを分かりやすくご紹介します。

 


1. 断熱性能 ― 夏は涼しく、冬はあたたかい家に

断熱とは、外の気温の影響を受けにくくするために、屋根・壁・床・窓などに専用の素材を使って「熱の出入り」を防ぐこと。
断熱性能が高い家は、エアコン1台でも快適な温度を保ちやすく、一年を通して心地よく過ごせます。

キーワード:UA値(外皮平均熱貫流率)
住宅の壁や屋根、窓などの外皮を通して熱がどれくらい逃げやすいかを表し、値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。


2. 気密性能 ― すき間をなくして、快適さもアップ

どれだけ断熱材を使っても、家にすき間があると空気は逃げてしまいます。気密性能とは、その“すき間の少なさ”を表す指標です。
高気密の住宅では冷暖房の効率がぐっと良くなり、省エネ効果も大幅アップ

キーワード:C値(相当隙間面積)
住宅の気密性能を表す指標で、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高いことを意味します。現在、国が定める基準値はありませんが、気密性を重視した家づくりを行っているメーカーだと、C値は1.0㎠/㎡以下であることが1つの目安といえます。サンハウジング東北産業では、C値0.5㎠/㎡以下を基準値として設定し、全棟気密測定を実施しています。


3. 省エネ性能 ― 家計にも地球にもやさしい暮らし

高断熱・高気密の家は、冷暖房に頼りすぎなくても快適に過ごせるので、自然と電気代が下がり、CO₂の排出も抑えられます。
さらに、太陽光発電や高効率な給湯器、LED照明などを取り入れることで、より一層の省エネが可能に。

補助金対象になることも!
性能の高い住宅は国の支援制度の対象となることが多く、賢く家づくりができます。

2025年度の住宅省エネキャンペーンについてはこちら

 


まとめ:これからの家は「性能」で選ぶ

高性能住宅は、快適性・経済性・環境配慮のバランスが取れた、これからの暮らしにぴったりの住まいです。
毎日を快適に過ごすためにも、ぜひ断熱・気密・省エネの3つの視点で、家づくりを考えてみてくださいね。

 

 

 

 

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